「子羊と夜の帰り道」

迷子になった子羊をさがしていたら

すっかり夜になってしまったよ。

わたしは、二匹の子羊を両脇にかかえて

ぬくぬく寄るを歩くよ。

かわいい子羊

さあ、うちへ帰ろう。

この絵の世界とは全然違うけど、実際に先ほどひんやりした夜に外に出ると、世界はなにかひそひそ話をしているように感じた。

とくに今のこの映画のような毎日の中にいると、わたしの知らないところで世界は動かされていてわたしはその世界の中で役を演じる役者なんだよきっと。

そんなふうに確信する夜。

て、こんなことわたしじゃなくてもいろんな人が考える事ではあるんでしょうけどね。